
現在、東日本大震災以降、電力事情の悪化に伴い、さまざまな分野での省エネルギー化の実施と確実な節電が必要となっています。これから更に気温と湿度が上昇する夏に向けてエネルギー消費の大きなファクターとなる空調をいかに省エネルギー化できるかが大きな課題です。
しかしながら、省エネルギー化を実施する上で、“仕事の効率のための人に対する快適な空気条件の維持“や産業分野であれば、”製品や設備に対する最適な空気条件の維持“を常に考慮しなければなりません。これらにとって重要となるのが温度管理だけではまく、”湿度管理“です。これらを含め理想的な省エネルギーを実現するための空調のシステムとして、除湿による湿度の管理と空調器やエアコンでの冷却による温度の管理を別々に行うことが必要です。
ドライクールシリーズは、最も効率的な方法で空気を除湿して供給することで、一般的な温湿度管理のための過冷却方式(冷却+加温)での無駄なエネルギー消費を回避して、更に空調器への高い水温での高効率な運転の確保や潜熱負荷の無いエアコンの最小限の稼働率を実現させ、確実な省エネルギー化を提供します。
ムンタースの省エネ製品であるドライクールシリーズには、セントラル空調に適したスタンダードタイプ(HCU型)と各部屋ごとの個別空調に適した小型のドライクールHDがあります。
ケーススタデイ:クールビズでの快適条件の提供
クールビズは、震災発生以前から推奨されてきた省エネのための一つの有効な方法で、室内のエアコンの設定温度を28℃まで上げることで大きな効果がえられます。しかしながら、エアコンだけの空調設備では設定温度を上げると湿度も上昇してしまい、快適な労働環境が確保できなくなります。そのためクールビズの推奨する設定温度28℃では、仕事の能率が著しく低下します。日本建築学会によるクールビズのオフィス環境調査では、軽装でも室温が25℃から1℃上がるごと作業効率は2%ずつ低下するというデータもあります。そこで確実な節電を継続的に行う上で、高いエアコンの設定温度においての“除湿による快適環境の確保が大きなキーワードとなります。
ドライクールHDは、空冷式直膨型の冷凍機とデシカントロータを組み合わせたユニークなシステムで、その冷凍機のコンデンサーの排熱をデシカントロータの再生空気に利用した再生熱源不要な省エネに特化した除湿ユニットです。コンパクトで、しかも空調機器に対して負荷とならない温度での供給できますのでエアコンの稼動率を上げることもなく、しかも425m3/hの風量でわずか0.9kWと非常に小さい電気容量です。

省エネで快適な空気条件は、クールビズが推奨する設定温度28℃のときに40%です。
ドライクールHDは、夏季における必須の節電方法であるクールビズの推奨する設定温度28℃において、快適な湿度40%をわずかな電力で維持し、仕事の能率を低下させることなく、継続的な節電の実施を確実にします。
ドライクールHDの資料全文のPDF (381KB) はこちらからダウンロードできます。
その他、個別空調用大型のドライクールERVや還気を有効利用ができない場合でも効率的な除湿が可能なドライクールスタンダード(HCU)もあります。