
スプレードライヤー効率は季節によって大きく変わります。夏の場合は空気の湿度が高く、湿度の低い冬に比べて運転の効率が下がります。また、高い湿度雰囲気で粉体製品は、べと付や固結し安くなり、それに伴う不具合によって運転の停止が頻繁に発生します。
スプレードライヤーでは噴霧状態を均一に保つことが非常に大切です。そのためには運転環境の湿度を安定させる必要があります。しかしながら、大量に取り入れられる空気の効率的な湿度管理は比較的困難とされていました。
ソリューション
取入れる空気を除湿し、年間を通して一定の低湿度を保つことによって乾燥条件が安定して均等で質の高い噴霧乾燥が達成する方法があります。ムンタースには、いくつかの特殊な用途に合わせて開発された高性能な除湿機があり、噴霧乾燥に伴う問題のソリューションも提供しています。ムンタースの除湿システムは取入れる空気を効率良く除湿して、スプレードライヤーにおいて次のような効果を提供いたします。
- 年間を通じて安定した生産が得られます。
- 生産効率が気候条件に影響されず、夏の多湿な気候でも安定した運転が可能です。
- 運転条件が安定して、運転設定を気候条件に合わせて頻繁に変更する必要がありません。
- 安定した乾燥条件で質の良い均一性のとれた粒子が生産できます。
- 乾燥した空気によって生産性が向上します。
- スプレードライヤー内での粉体製品の付着やそれに伴う洗浄時間を減らせます。
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ムンタースの新しいクァンタムロータは、非常に大きな除湿性能を有しているためプレクーラ等による一次冷却除湿が不要です。
一般的な乾燥システムは、加熱ヒータのみに頼っており、季節によって変わる気候条件に影響されてしまい、生産効率が変動します。
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ムンタースの新しいクァンタム ロータテクノロジーは、スプレードライヤーに取入れるための空気の絶対湿度を下げると同時に温度も上げることが可能です。
ムンタースのシステムには次のような優位点があります。取り込まれた空気の水分はデシカントロータを通過することで吸着され、必要な湿度まで除湿されます。空気中の水分が吸着されると吸着熱で空気の温度も上昇します。その上昇する温度は除湿される水分量によって異なりますが約 40~50℃です。この効果により、スプレードライヤーに入る前にヒータによって加熱するエネルギーを大幅に削減します。
ムンタースのクァンタム ロータは高い性能を有しているため、このように加熱エネルギーを大幅に削減して CO2 の排出量を減らします。そして乾燥に必要なエネルギーを 15-20%節約し、同時に生産効率も 15-20%向上させます。
ヨーロッパの真夏ではスプレードライヤーに外気を利用する場合、その多湿空気条件から多量の水分が持ち込まれます。例えば外気温 25℃、相対湿度 61%で絶対湿度 12g/kg の空気条件で風量が1時間あたりに 100,000kgの場合、1時間に 1,200リットルの水分がスプレードライヤーに取り込まれます。このような条件下において ムンタースのクァンタムロータを使うことにより、スプレードライヤーの効率は格段に向上します。この空気条件がムンタースの除湿システムを通過すると温度が 64℃まで上昇し、絶対湿度は、2.0g/kgで給気されます。それは、取入れられる水分が 200リットルにすぎず、1時間で 1,000リットルの水分が除去されることになります。スプレードライヤー内に吸入される水分が1時間に 1,000リットル 除去され、スラリーも 55%になり、生産率は夏の一日で 29トン分の顆粒が追加生産できる計算になります。ムンタースの除湿システムはスプレードライヤーでの問題のソリューション通じて世界中で評価されています。:
納入先の例
* Lesaffre
* Sofivo
* Aromes de Bretagne
* Lactalis
* Roche Vitamines
* Bionov
* Nestle
スプレードライヤーアプリケーションガイド全文のPDF (4.7MB) はこちらからダウンロードできます。